スマホの内線化、転送サービス、Web電話帳など、新しい働き方に対応できる機能が搭載されているクラウドPBX。
導入すると、業務を円滑に進められるようになるのは、誰もが想像できることです。
しかし、IT化を拒む50代の社員が多いと、導入するのに壁ができてしまうのが現状ではないでしょうか。
いつまでも、従来の方法で業務を進める形になり、生産性が低下してしまいます。
会社の経営にも影響してくるので、考えなければいけない部分でしょう。
普及率は間違いなく上がる
クラウドPBXの導入する会社が増えてきていると言われていますが、普及率は低い状態です。
まだ、浸透しているわけではないでしょう。
しかし、今後は、ほとんどの会社が導入するはず。
インターネットの通信スピードが上がり、さまざまな物と繋がる方向です。
オフィス内の設備もクラウド化を進めていかないと、対応できない環境になってしまいます。
そのため、導入しなければいけない状態になるのではないでしょうか。
早期退職募集は普及率を上げるため?
黒字経営の好調な大企業でさえも、早期退職者を募集しているのが現状です。
言い方を変えるとリストラ。
45歳以上が対象になっていることが多いですが、正確に言うとIT化を拒む50代の社員です。
多くの会社が、インターネットを活用して業務を進めようとしているのに、拒まれていては、経営面での悪化にも繋がってしまいます。
クラウドPBXを導入しやすい環境を整えるために、早期退職者を募集しているという見方もできるのではないでしょうか。
職場環境が悪化しないように注意が必要
50代の社員は、定年まで逃げ切ろうと考えている傾向があります。
早期退職者募集となると、保身に走ることは間違いありません。
20代、30代の有望な社員に対して、嫌がらせなどを行う可能性が高いです。
職場環境が悪化して、優秀な人材が流出するという最悪のケースも。
クラウドPBXを導入しやすい環境を作る反面、リストラ候補の50代の社員の行動には注意しなければいけないでしょう。

この記事の監修者
五十嵐 亮(イガラシ リョウ)
IPTPC認定技術者資格、電気通信主任技術者
経歴
NTT西日本の法人回線営業にてトップの成績を残し転職。現在はIT企業にて
起業開業支援コンサルティングを行っている。