アメリカや中国など、日本より経済大国と言われている国に進出している企業も多いでしょう。
また、新規事業開拓のため、東南アジアなど、新興国に進出する企業も増えてきています。
グローバルに展開していると、インターネット環境が欠かせないものとなってくるので、クラウドPBXの導入も検討するのではないでしょうか。
ここでは、海外支店がある企業がクラウドPBXを活用するメリットを紹介していきますので、参考にしていただけたら幸いです。
通話料が大幅に安くなる
3分で約160円の通話料になる国際電話。海外支店がある場合、従来の設備なら利用しなければいけません。
通話の頻度が多くなると、通話料だけで大きな出費になってしまうでしょう。
しかし、クラウドPBXを導入することで、通話料が大幅に安くなります。
ネットワークを利用することで、無料で内線通話ができるようになるためです。
遠慮なく、海外支店とのやり取りができるようになるので、円滑に業務を進められるようになるのではないでしょうか。
外線電話もお得
日本から海外支店に外線電話をすると、国際電話になってしまいます。
しかし、クラウドPBXを導入していると、通常の市内通話扱いになるので、ここでも通話料がお得です。
本店と支店の間の通話だけでなく、取引先との通話もあるので、外線電話の通話料が安くなると、取引しやすいと思ってもらえます。
その影響で、多くのビジネスチャンスを掴めるので、海外支店がある企業は、クラウドPBXを導入しているとメリットになるのではないでしょうか。
情報共有がしやすくなる
海外支店がある企業は、全社員が集まる機会が限られてしまいます。
その影響で、必要な情報が伝わらないことも。業務に支障をきたす可能性もあるので、改善しておきたい部分でしょう。
クラウドPBXを導入すると、ネットワーク上に情報が掲載されるため、場所に縛られず閲覧することができます。
日本でも海外でも確認できるため、情報共有がしやすくなり、業務の中で社員同士が連携できるのではないでしょうか。

この記事の監修者
五十嵐 亮(イガラシ リョウ)
IPTPC認定技術者資格、電気通信主任技術者
経歴
NTT西日本の法人回線営業にてトップの成績を残し転職。現在はIT企業にて
起業開業支援コンサルティングを行っている。